ファイルブラウザーを除いた殆どのGTKアプリケーションで、画像ファイルのあるフォルダを開くときにファイルリストを表示するまでに凄く時間が掛かって、リストが表示されても凄くスクロールが重かったんですよ。
しかもこの手順を踏んでいる間はCPU使用率が常に100%なんです。
原因を追求するべく、新規ユーザーを作ってそのユーザーで同じ作業をしても問題は再現しません。
こりゃGnomeのどこかの設定が壊れているんだなと思って、アレコレ試してみましたよ。
以外や以外、犯人はアイコンテーマでした。
アイコンテーマを変更したら問題は再現しなくなったんです。
WindowsXPでの使用するテーマファイルやフォントによっては、時々システムエラーやアプリケーションエラーが出る事があると云う記事を読んだ事があったんです。
同じ類の問題だったんですかねぇ。
これでPicasa web albumがスムーズに使えます。
2007年5月28日月曜日
システムの不調には思いもよらない所に落とし穴が・・・
2007年5月24日木曜日
Canonの複合機MP-600のインストール - Feisty
まず、Canonのサイトへ行ってMP-600用のプリンタードライバーとスキャナードライバーを入手します。
プリンタードライバーは
http://www.canon-sales.co.jp/drv-upd/bj/bjlinux270.html
ここから、「共通パッケージ」と「 PIXUS MP600用機種別パッケージ」をダウンロード
どちらのファイルも.rpm形式のパッケージです。
スキャナードライバーは
http://www.canon-sales.co.jp/drv-upd/bj/mpsglinux100.html
ここから、「共通パッケージ」と「 PIXUS MP600用機種別パッケージ」をダウンロード
どちらのファイルも.rpm形式のパッケージです。
お好みにより、各説明書もダウンロードした方が良いと思います。
次に、.rpmパッケージを.debパッケージに変換する為のライブラリーとCanonプリントユーティリティーに必要なライブラリーをインストールします。
$> sudo apt-get install alien libxml1 libpng12-0 libpng12-dev libgtk1.2 libgtk1.2-common
先にCanonプリントユーティリティーをインストールしましょう。
$> sudo alien -c cnijfilter-common-2.70-1.i386.rpm cnijfilter-mp600-2.70-1.i386.rpm
$> sudo dpkg -i cnijfilter-*.deb
$> sudo ln -s /usr/lib/libtiff.so.4 /usr/lib/libtiff.so.3
$> sudo ln -s /usr/lib/libpng.so /usr/lib/libpng.so.3
$> sudo ln -s /usr/lib/libxml2.so.2 /usr/lib/libxml.so.1
$> sudo ldconfig
$> sudo /etc/init.d/cupsys restart
僕の場合は何故かlibxml.so.1についてはlibxml.so.1.8.17のシンボリックリンクとして既に存在していました。
Gnomeパネルの「システム→システム管理→プリンタ」を確認すると、現在接続されているローカルプリンターにUSB_Printer_1_with_status_readback_for_Canon_IJとMP600-Ver.2.70が追加されていました。
ドライバーはどちらの場合も「ドライバーの追加」ボタンから/usr/share/cups/model/canonmp600.ppdを追加してください。
ドライバーの名前はMP600-Ver.2.70を選択。
プリンターの追加はこれで終了。
$> cngpij -P USB_Printer_1_with_status_readback_for_Canon_IJ
もしくは
$> cngpij -P MP600-Ver.2.70
でCanon純正プリンターユーティリティが起動します。
どちらのコマンドを使うかは、どちらの名前のプリンターを追加したかによります。
僕の場合は、USB_Printer_1_with_status_readback_for_Canon_IJを追加したので、
/etc/cups/ppd/USB_Printer_1_with_status_readback_for_Canon_IJ.ppd
が出来上がっています。
このファイルを開いて印刷品質や解像度等の設定範囲を広げます。
$> sudo gedit /etc/cups/ppd/USB_Printer_1_with_status_readback_for_Canon_IJ.ppd
*OpenUI *Resolution/Output Resolution: PickOneで始まるセクションに以下の3行を追加する。
*Resolution 1200/1200 dpi: "<>setpagedevice"
*Resolution 2400/2400 dpi: "<>setpagedevice"
*Resolution 4800/4800 dpi: "<>setpagedevice"
このセクションの真下に新たに次のセクションを追加する。(合計7行)
*OpenUI *CNQuality/Quality: PickOne
*DefaultCNQuality: 3
*CNQuality 2/High: "2"
*CNQuality 3/Normal: "3"
*CNQuality 4/Standard: "4"
*CNQuality 5/Economy: "5"
*CloseUI: *CNQuality
こんな感じです
そして
$> sudo /etc/init.d/cupsys restart
これでGnomeパネルメニューの「システム→システム管理→プリンタ」からも様々な設定が出来るようになります。
もしもCanonプリントユーティリティーのウィンドウが文字化けで読めない場合は、
$> sudo gedit /etc/gtk/gtkrc.ja.utf-8
以下を張り付けて保存してください。
style "gtk-default-ja-utf8" {
fontset = "-adobe-helvetica-medium-r-normal--14-100-100-100-p-76-iso8859-1,\
-ricoh-ms mincho-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0,\
-misc-fixed-medium-r-normal--14-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-0,\
*-r-*"
}
class "GtkWidget" style "gtk-default-ja-utf8"
文字化けに関してはここを参考にしました。
プリンタードライバーに関してはここを参考にしました。
スキャナーに関してはxsaneでは認識してくれませんでしたので、
http://ubuntuforums.org/showthread.php?p=2566883
が参考になりました。
$> sudo alien -c scangearmp-common-1.00-1.i386.rpm scangearmp-mp600-1.00-1.i386.rpm
$> sudo dpkg -i scangearmp*.deb
コンソールから scangearmp と打つと画像取り込み用のアプリケーションが起動するはずなのですが、suじゃないと起動してくれません。
これだとちょっと不便なので、一般ユーザーからも起動出来るようにします。
まず、新たに10-udev.rulesと云うファイルを作ります。
(Gutsyにはこの作業は必要有りません)
$> sudo gedit /etc/udev/rules.d/10-udev.rules
その内容は
# scanner devices
KERNEL=="sg0", GROUP="scanner"
です。
Ubuntuを再起動すると、無事に画像を取り込むことが出来ました。
ひゃっほー!
ちなみに、プリンタードライバーに関しては
http://mambo.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~takushi/japanese.html
こちらのサイトで公開されているMP500用のドライバーでも問題なく動きます。
ていうか、Ubuntu用のMP600ドライバーを公開してくれるのを密かに待っています。
お願いします、Miyoshi様!
Gmailのキーボードショートカット
有ったんですねぇ、知らなかった。
https://mail.google.com/support/bin/answer.py?answer=6594&topic=1583
それにしてもラベル機能は便利だあね。
2007年5月22日火曜日
Google Readerのショートカットキー
早い話、"?"(キーボードのクエスチョンマーク)を押すとショートカットキーの一覧が表示されます。
僕の場合、一番使用頻度の高いキーは"u"ですが、これは記事リストを全画面表示にするか否かを切替えます。
日本語で解説しているサイトが有りますので、御参考に。
2007年5月19日土曜日
Parsixの効果音
ParsixというライブCD Linuxが有るんですけど、これのスタートアップとシャットダウンのサウンドがかっこ良いのです。
と〜っても声の綺麗なおねえさんが喋っているサウンドなのですが、これをUbuntuにも導入したい!と思ったのです。
ParsixのライブCDでPCを起動して、/usr/share/soundsの中からstartup.oggとshutdown.oggをUbuntuに持ってきて、それをホームディレクトリの中に予め作っておいた~/soundsというディレクトリに入れます。
そしてパネルメニューの「システム→システム管理→ログイン画面」を起動してアクセシビリティのタブに有る効果音の所で設定します。
「ログインに成功した時」と云う所に先ほどのディレクトリのstartup.oggを指定して試聴しましたが、壊れたラッパのような音しかしなかったのでwavファイルに変換してみたらどうかなと考え、変換方法をググりました。
その結果、vorbis-toolsというライブラリーを入れれば良いという事が分かり
$> sudo apt-get install vorbis-tools
$> cd ~/sounds
$> oggdec startup.ogg
とすることで、無事にstartup.wavが出来上がりました。
後はこのファイルを先ほどの要領で「ログインに成功した時」と云う所に指定すれば、あの美しい声が聴けます。
追記
/usr/share/soundsにある startup.wav shutdown.wav これらのファイルを自分の好きなサウンドファイルに置き換えれば良いだけです。
システム管理メニューの「ログイン画面」で何かを設定する必要は全くありません。
必ずオリジナルファイルのバックアップをとっておきましょう。
更に追記
そんな面倒な事をしなくて良い!!
パネルメニューの「システム」→「設定」→「サウンド」のサウンドタブの中に設定箇所が有る!!!
俺のバカバカバカバカ orz
2007年5月18日金曜日
FirefoxにGoogle readerを追加
僕はフィードリーダーにGoogle Readerを使用しています。
一応sageも使っているのですが、使い易さではGoogle Readerが気に入っています。
フィードの設定が有るサイトへいくとアドレスバーの右端にフィードマークが出ますよね。
そのマークをクリックするとどのフィードリーダーで読むか選択出来るようになっているんだけど、そこでGoogleを選ぶとGoogleパーソナライズドホームに登録されちゃうんです。
これではちょっと不便なので、何とかしてGoogle Readerを選択出来るようにならないかと思っていたら有りました。
まず一つ目、以下えむもじらさんからの引用。
******************************
about:config で browser.contentHandlers.types.1.uri(日本語版の場合。英語版では数値の部分が違うかも)が
http://www.google.co.jp/ig/add?feedurl=%s
になっているのを以下のように書き換えれば Google Reader に登録できることがわかりました(co.jp でも OK)。
http://www.google.com/reader/finder?q=%s
Firefox を再起動させると反映されます。
ちなみに、新規項目として登録するには以下の変数を追加すれば OK です。数字の部分は既存の設定と重ならないように通し番号を振ります(日本語版の場合は6以降)。
browser.contentHandlers.types.6.type "application/vnd.mozilla.maybe.feed"
browser.contentHandlers.types.6.title "Google Reader"
browser.contentHandlers.types.6.uri "http://www.google.com/reader/finder?q=%s"
******************************
そして二つ目はJavaScriptでえむもじらさんの所と同じ事をしちゃおうというもの。
clmemo@akaさんの所で公開されているので、クリック一発で登録出来ます。
2007年5月16日水曜日
新しい日本語入力変換エンジンのインストール
Viva! Ubuntuさんの所で紹介されていたので入れてみました。
いいね、これ!
Windowsで使っているIME2003よりお利口さんだよ。
Synapticでscim-primeを選択してインストールすればOK!
興味のある人はこちらを御覧になって下さい。
2007年5月13日日曜日
GTK2テーマファイルの編集
gnome-look.org等のテーマ配布サイトからGTK 2.xテーマスタイルファイルをダウンロードして使用するときは、パネルメニューのアイコン等を僕は必ず16ドットサイズになるように設定して使っています。
~/.themes/目的のスタイル/gtkrc
このgtkrcファイルの中にアイコンサイズの設定があれば、それを適宜修正しています。
gtk-icon-sizes =
と書かれている行が目的の設定部分です。
でもアイコンサイズの設定が書かれていないスタイルファイルも結構あります。
そんな時は自動的にアイコンサイズを16ドットに設定してくれるように特別なファイルを作っておきます。
~/.gtkrc-2.0
が、そのファイルです。
この中に
gtk-icon-sizes = "panel-menu=24,24:panel=24,24:gtk-menu=16,16"
と書いておけば、アイコンサイズの設定が無いスタイルファイルでも自動的にこのサイズに設定してくれるような気がします。
2007年5月12日土曜日
VMWPlayerとキーボードのアンダースコアー
日本語キーボードでアンダースコアー"_"が入力できないらしいです。
そんな時は~/.vmware/preferencesに以下の1行を追加すれば良いらしいです。
xkeymap.keycode.211 = 0x073
コンソールから追加するには
$> echo "xkeymap.keycode.211 = 0x073" >> ~/.vmware/preferences
と云うことです。
VMWPlayerをインストールした時に活用させてもらおう。
2007年5月10日木曜日
デフォルトで使われる日本語フォント
僕が初めてLinuxに触れたのはFedoraCore1が出るか出ないかの頃でした。
Windows2000をメインに使っていたのですが、その頃のWindowsとLinuxのフォントを比べるとLinuxの日本語フォントが恐ろしく汚くて貧相だったことを今でも思い出します。
でも今は本当に綺麗になりましたね。
選ぶフォントによってはWindowsXPよりも綺麗に見えます。
その中でもUbuntuは群を抜いて綺麗に表示されていると思います。
今日は和文を表示するときにデフォルトで選択されるフォントを変更してみました。
Ubuntuでは英文フォントを選択してもきちんと和文が表示されますが、
その時に表示されている和文部分はIPAMonaがデフォルトで選択されて表示されます。
つまり、この和文部分をを別の和文フォントに置き換えようということです。
/usr/share/language-selector/fontconfig/ja_JPをテキストエディターで開きます。
$> sudo gedit /usr/share/language-selector/fontconfig/ja_JP
ファイルの中程以降に
<match target="pattern">
で始まるブロックがファイルの最後まで続いていると思います。
僕の場合はこうなっていました。
<match target="pattern">
<test qual="any" name="family">
<string>sans-serif</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>IPAMonaPGothic</string>
<string>IPAPGothic</string>
<string>Sazanami Gothic</string>
<string>Kochi Gothic</string>
</edit>
</match>
<match target="pattern">
<test qual="any" name="family">
<string>serif</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>IPAMonaPMincho</string>
<string>IPAPMincho</string>
<string>Sazanami Mincho</string>
<string>Kochi Mincho</string>
</edit>
</match>
<match target="pattern">
<test qual="any" name="family">
<string>monospace</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>IPAMonaGothic</string>
<string>IPAGothic</string>
<string>Sazanami Gothic</string>
<string>Kochi Gothic</string>
</edit>
</match>
sans-serif serif monospace の3種類のフォントを置き換えることが出来るわけです。
これをホームディレクトリの .fonts.conf に追加して、ファイルの1番最後は</fontconfig>で全体を閉じていることを確認します。
例えば僕の場合は1番目のsans-serifに対しては
<string>M+1P+IPAG circle</string>
を
<string>IPAMonaPGothic</string>
の直前の行に追加しました。
<match target="pattern">
<test qual="any" name="family">
<string>sans-serif</string>
</test>
<edit name="family" mode="prepend" binding="strong">
<string>M+1P+IPAG circle</string>
<string>IPAMonaPGothic</string>
<string>IPAPGothic</string>
<string>Sazanami Gothic</string>
<string>Kochi Gothic</string>
</edit>
</match>
こうしました。
この場合、例えば英文フォントにDejaVu Sansを指定しても、和文フォントはM+1P+IPAG circleで表示されます。
この時に指定するフォント名は、フォントファイルをフォントビュアーで見た時にフォント名として表示されているものです。
好みにより、serifやmonospaceも一緒に変更してみるのも良いと思います。
2007年5月7日月曜日
フォントのインストールとか
Linuxのフォントの見栄えってWindowsより綺麗な気がする。
僕のお気に入りフォントはM+とIPAフォントの合成フォントです。
VLGothicはSynapticからパッケージとしてインストール出来ますし、Systema81も見易いですよね。
日本チームがローカライズしたUbuntuには最初からIPAモナーフォントが入っているので、MSゴシックフォントとの互換性を保ちたい時には重宝します。
手書き風の美しいフォントといえば、Y.Oz Voxが有名ですよね。
こんなに魅力的なフォントがたくさんあると、「自分も使いたい」と思うわけです。
パッケージとしてUbuntuが用意してくれているものであれば、Synaptic等からインストールすれば使えますが、それ以外の場合は各フォントの配布サイトからフォントが入っている圧縮ファイルをダウンロードして、目的のフォントをホームディレクトリの .fonts に解凍します。
そしてコンソールから
$> fc-cache -fv ~/.fonts
これで新たにフォントがインストールされ、すぐに使えます。
root権限でも僕は同じフォントを使いたいので、システムのフォントディレクトリにインストールした方が良いのかもしれませんが、面倒なので以下のようにシンボリックリンクを張っています。
$> sudo ln -s ~/.fonts /root/.fonts
アイコンやテーマもrootと一般ユーザーで同じ物を使いたいので、やはりシンボリックリンクを張っています。
$> sudo ln -s ~/.icons /root/.icons
$> sudo ln -s ~/.themes /root/.themes
2007年5月5日土曜日
Gnome上でKDEアプリケーション
2007年5月1日火曜日
Gnome環境でのCD,DVDライティングソフト
Brasero
を某掲示版で紹介してもらいました。
K3bが高機能指向なのに対して、こちらは出来るだけ難しいことを考えずに作業出来るように考えて作られたものだと思います。
K3bと比べると出来ることは少なそうですが、通常のライティングアプリケーションとしては充分に目的を果たせると思います。
Synapticからインストール出来ます。
いや〜 良いものを紹介してもらいました。