2006年12月18日月曜日

フォント解像度(dpi)の変更

xfceとgnomeのフォントの大きさが全く違う。
同じポイントでもこんなに違うのかと,愕然としました。
さんざん悩んだ挙げ句,フォント解像度がそれぞれ違うんじゃないかな?
と,想像しました。
まぁ,Windowsのフォント解像度は96dpi(標準)ですのでlinux(少なくとも,僕が使っているUbuntu)の75dpiをWindowsと同じにする意味も有って,デスクトップ環境のフォント解像度を統一しようと思いました。
統一すればxfceとgnomeのフォントの大きさは同じになるはずです。
んで,この数値はシステムログのxorgの項目で確認出来ると思います。
もしくは,ターミナルで

$> xdpyinfo

と打つと,いろんなデータが表示されると思うけど

screen #0:
dimensions: 1280x1024 pixels (339x271 millimeters)
resolution: 96x96 dots per inch

この部分でも確認できます。
では実際にどうやって変更するのか,まずはメインメニューの
システム > システム管理 > ログイン画面
「ログイン画面の設定ウィンドウ」が出ます。
「セキュリティ」タブを選んで「Xサーバーの設定」ボタンを押します。
「Xサーバーのログイン画面の設定ウィンドウ」の中のコマンドボックスに

-dpi 96

これを書き足してやるだけです。
僕の場合は

/usr/X11R6/bin/X -dpi 96 -br -audit 0

こうなりました。
gnomeを再起動して確認してみましょう。
Ctrl+Alt+Backspace

2006年12月17日日曜日

NVIDIA Beta Driverのインストール (Edgy)その2

NVIDIAサイトからダウンロードしてきたドライバーを入れるには,
ファイル名が NVIDIA-Linux-x86-1.0-9742-pkg1.run と仮定して,
まず,ファイルに実行権限を与えます。

$> chmod +x ./NVIDIA-Linux-x86-1.0-9742-pkg1.run

インストール作業はXを落としてから行います。

Alt+Ctrl+BackSpace
Alt+Ctrl+F1

$> sudo /etc/init.d/gdm stop
$> sudo sh NVIDIA-Linux-x86-1.0-9742-pkg1.run
$> sudo /etc/init.d/gdm start

NVIDIAのロゴが表示されたら成功の証です。

NVIDIA Beta Driverのインストール (Edgy)

前提として,

deb http://albertomilone.com/drivers/edgy/nonlegacy/32bit binary/
deb http://albertomilone.com/drivers/edgy/nonlegacy/64bit binary/

このリポジトリが /etc/apt/sources.list にあること。
次に,GPG KEYを取り込みましょう。

$> wget http://albertomilone.com/drivers/tseliot.asc
$> gpg --import tseliot.asc
$> gpg --export --armor albertomilone@alice.it | sudo apt-key add -

さて,インストールです。

$> sudo apt-get update
$> sudo apt-get install nvidia-glx
$> sudo apt-get upgrade

/etc/X11/xorg.confの設定です。

$> sudo nvidia-xconfig

これで xorg.confの読み込みモジュールで,driが無効になってglxが有効になっているはずです。
確認しておこう。


今書いた事は,
http://ubuntuguide.org/wiki/Ubuntu_Edgy#How_to_install_Beta_Graphics_Driver_.28NVIDIA.29
ここの転載です。

開発環境のインストール

xfce4.4Previewを入れる事も考慮に入れて

$> sudo apt-get install build-essential gcc pkg-config libglib2.0-0 libglib2.0-dev libgtk2.0-0 libgtk2.0-dev libxml++2.6c2a libxml++2.6-dev libvte-dev a2ps libxpm-dev libxpm4 alsa-source alsa alsa-base alsa-oss alsa-utils libxml-parser-perl libpng12-0 libpng12-dev libdbh-4.5-dev libdbh-4.5-4 xorg-dev libasound2-dev

build-essentialのパッケージ内容とダブっている物も有りますが,一応書いておこう。

2006年12月16日土曜日

疲れました

月曜,火曜は東京に行ってきました。
疲れました。
結局,女房は東京タワーでキティーちゃんのファスナーマスコットを28,000円強買っていました。
僕は秋葉原のドスパラで160GBハードディスク(Hitachi)と512MBメモリー(Hynix)の購入を許されました。
メモリーのインストールは済みましたが,ハードディスクのインストールは保留しておきます。
室町仲通りにミカドコーヒーが有ったので,ナチュレーザーというコーヒーを買ってきました。
今まで飲んでいたオールドビーンズの方が好みかな。
最近は疲れ気味。
.....SCIM-Anthyの調子が悪い

firefoxのアドレスバーの文字選択

取り急ぎメモ
Windowsのfirefoxではアドレスバーをクリックするとアドレス全体を選択してくれますよね。
でもlinuxのfirefoxは違うんです。
僕は最初戸惑いましたよ。
で,調べました。
どこのサイトで見付けたのか忘れたけど,
browser.urlbar.clickSelectsAll
この値を true にすればWindowsと同じ動作をしてくれます。
about:configから設定してね。

2006年12月10日日曜日

東京へ行きます

明日、女房と一緒に東京へ遊びに行きます。
ここからだと新幹線で2時間くらいです。
女房は出張で時々行っているのですが、僕は数える程しか行ったことがありません。
仕事の研修で一度新宿駅で降りた事があるのですが、その時に駅出入口の辺りで暴力団みたいな人が、何かを売っている障害者に対して怒鳴ったり売り物を足蹴にしたりと大変な光景にいきなり出会いました。
それよりも周りの人達が皆見てみぬ振りで通り過ぎて行ったことが、異様な光景として僕の頭の中に今もこびり付いています。
僕もその大勢の人達同様に何も声を出すことがありませんでしたが、今でもその時のことを思い出すとあの時の自分が情けない。
結局あの時の二人はどうなったのか分かりませんが、東京ではああいった事は日常茶飯事なのでしょうか。
もしそうだとしたら、ひとの心も麻痺してしまうような気がします。
むむ....暗くなってきた
てなわけで、秋葉原にも行って来ようと思います。
僕も女房もラーメンが好きなので、秋葉原のラーメン屋さんに入るのが楽しみです。
女房の上京の目的は東京タワーで売っているキティーちゃんのファスナーマスコットを漁ることです。
僕の目的は秋葉原でPCのメモリーとハードディスクを買うことです。
でも財布はしっかりと女房が握っているので、僕は買ってもらう立場です。
カッコ悪い?
いいじゃん、カッコ悪くても。

2006年12月8日金曜日

ドキドキ!再起動

「再起動する」押しましたよ。
BIOSのハードウェアチェックも終わって、Grubの起動選択画面が出る...ん?...?
出ない...
3回程再起動して試してみましたが、やっぱり出ない。
画面にGrubからのメッセージらしき物があったので、落ち着いて読んでみる。
「選択した位置に有効なパーティションは無いよ」(もちろん英語で)と言う意味合いのメッセージでした。
そんな馬鹿な!と思いながら、今度は同じメニュー内にあるWindowsXPの起動を選んでみましたが、こちらはウンともスンとも言わない。
しばらく考えました。
有効なパーティションが見付からないということは、どこか別な場所をGrubが見ているのではないか?
そう思ってGrubのブートラインの編集に入りました。
一番最初のコマンドである、
root (hd1,0)
ここが怪しいと見当を付けて、試しに
root (hd0,0)
に変更してみたら無事にUbuntuの起動スプラッシュが表示されました。
この時は、何故こうしなければならないのかと言う事よりも、Ubuntuが無事に起動したことの方が僕にとっては大事だったのです。
ならば、同じGrubメニュー内から起動するWindowsXPのハードディスクのポインタはどう設定すれば良いのかな?
調べました。
幸い?にもFedora Coreの掲示板で似たような経緯のものがありましたので、これを参考に設定してみました。
僕の場合、初期設定はこうなっていました。
----------
title Microsoft Windows XP Professional
root (hd0,0)
savedefault
chainloader +1
----------
それを、こう変更したらWindowsXPも起動できました。
----------
title Microsoft Windows XP Professional
map (hd0) (hd1)
map (hd1) (hd0)
chainloader (hd1)+1
boot
----------
意味は解りませんが、多分 map コマンドでハードディスクの物理位置名を入れ換えているのではないかと。
chainloaderに関しては殆ど調べていないので、まったく解りません。
まぁ、なにはともあれ、無事に起動したんだから良いじゃないですか。
で、最近思ったことなのですが、ひょっとしてGrubは自分が起動した物理位置を(hd0)と解釈するのかなと。
Biosでハードディスクの起動順位を替えた事は、今回のこの顛末に関係有るのか無いのか判りません。
今度ハードディスクの増設の機会があったら、また試してみようと思います。
さぁ!これから僕にぴったりのUbuntuを構成しよう。

Grubのインストール

Grubのインストール指定は一番最後の設定箇所です。
Grubをインストールするのかしないのかを選択できるようにもなっています。
「インストールしない」を選択するとどうなるのか想像も出来なかったので、「インストールする」を選択しました。
初期設定では(hd0)へインストールする設定になっていますが、先刻も書いた通り僕はプライマリースレーブ(hd1)にUbuntuをインストールしたので、(hd1)を指定しました。
ここで一つおさらい
----------
BIOSやGrub?でのハードディスクの物理的な位置表現
hd0 = hd0,0
OS?でのハードディスクの物理的な位置表現
hda1
これらは同じ位置を指し示しています。
同じように、
hd0,0 --->プライマリーマスターの最初のパーティション
hda1  --->プライマリーマスターの最初のパーティション

hd0,1 --->プライマリーマスターの2番目のパーティション
hda2  --->プライマリーマスターの2番目のパーティション

hd1,0 --->プライマリースレーブの最初のパーティション
hdb1  --->プライマリースレーブの最初のパーティション

hd1,1 --->プライマリースレーブの2番目のパーティション
hdb2  --->プライマリースレーブの2番目のパーティション
----------
こんな感じだと思います。(間違っていたらソッと教えてね。)
で、どこまで行ったんだっけ?
あ、そうそう、この最後の設定が終わったら、CDからハードディスクへのファイルのコピーが始まりました。
ファイルのコピーが終わったら、Ubuntuに問いかけられました。
「ライブCDをこのまま使い続けるか?」「すぐに再起動するか?」
特に何も考えないまま再起動を選びましたが、この後が苦闘の始まりでした。

2006年12月7日木曜日

ライブCDからハードディスクへのインストール

hdaには既にWindowsXPがインストールされている。(プライマリーマスター)
hdbにUbuntuをインストールする。(プライマリースレーブ)
下準備としてBIOSの起動するハードディスクの順序を変える。
通常であればHD0(hda)から起動するが、今回はHD1(hdb)から起動するように設定。(これが後に面倒な事になった...)
さて、CDからUbuntuを起動してインストールだ。
しかしなんだなぁ、Ubuntuが設定したディスプレイの垂直同期周波数が低くて眼が疲れるし、頭も痛くなってくる。
xorg.confを覗いてみるとディスプレイの機種を正確に認識していないし、結果として垂直同期と水平同期も合っていない。
まずこの数値を直して少しでも体への負担を軽くしてインストールを始めよう。
EIZO FlexScan T565 の同期周波数をマニュアルで確認して以下の数値に変更。

$> sudo gedit /etc/X11/xorg.conf

Section "Monitor"
HorizSync 30.0 - 96.0
VertRefresh 50.0 - 160.0
Option "DPMS"

上書き保存したら、さぁgnomeの再起動。
Ctrl+Alt+Backspace
しばらく黒い画面の後、gnomeが再び立ち上がりました。
では、画面上端にあるメニューから「システム」->「設定」->「画面の解像度」を選んで好きな解像度を選びましょう。
う~ん、すっきり
この時点で変更を加えた場所はハードディスクにインストールした後でも有効だから、早めに変更しておけるものはそのようにした方が後々楽になるかも。
さてさて本題のインストールを開始。
前半はシステムのロケールの設定、後半はハードディスクへどのようにインストールするかの設定でした。
僕がまず最初に悩んだのはパーティションの設定。
boot:100MB
swap:1024MB
home:システム領域を設定した後の残り全部
問題は / と /usr を分けるかどうかでした。
某掲示版の該当スレッドの人たちに尋ねてみたら、「デスクトップ用途であれば、細かく設定しても意味は無い。」というのがみなさんの一致した意見でした。(その節は御世話になりました、ありがとうございます。)
なので、結局こういうパーティション構成にしました。
boot :100MB
swap :1024MB
/ :25600MB
/home:残り全部
全容量80GB
デスクトップ用途ではこれがベストかなと僕も思っています。
次に来た作業はハードディスクのどの位置にブートローダーであるGrubをインストールするかの指定でした。

2006年12月6日水曜日

Ubuntu 始めました

過去には Fedora Core1やDebian等をかじった経験はありますが、
このディストロはそれらよりも遥かにとっつき易いです。
FedoraにはFedoraの良さが、DebianにはDebianの良さがありますが、
僕にはUbuntuが合っています。
細かな設定等はUnix系特有のターミナルでの操作が必要になりますが、
自分自身のPCライフの将来のためには価値の有る事のように思えます。
てなわけで、Ubuntuをデスクトップとして運用していく上でのノウハウ(そんな大袈裟でもないか)等を、自分自身への備忘録というつもりで記録していきます。